2011年9月30日金曜日

出るわ出るわ 島田紳助の「余罪」と「古傷」

沖縄で隠遁生活を続けている島田紳助(55)。
 8月末の芸能界引退から1カ月以上が経つが、この間、これまでテレビ界の頂点に君臨してきた紳助に遠慮して表沙汰にならなかった事件の数々が明らかになってきた。
 発売中の週刊現代では、紳助が18年間司会を務めた「クイズ!紳助くん」(ABC)の無謀な冬山ロケで重度の凍傷を負い、左手の親指以外4本が壊死した元芸人が実名で登場。VTRが過酷であればあるほど、スタジオの紳助が喜ぶという異常な番組作りを告白している。
 だが、紳助が起こした事件はこんなもんじゃない。7年前には女性マネジャー暴行事件を起こしていたが、他では報道番組「サンデープロジェクト」(テレ朝)のMCを務めていた02年、日韓W杯開催中の伊丹空港で語学ボランティアの男性から「ハロー、紳助さん」と呼びかけられたことに激怒。「だれに向かって言うとんのや」と壁を蹴飛ばし、警官が駆けつける騒ぎになった。近くにいた外国人には「こら、ケトウ」と吐き捨てたというから救いようがない。
 また、2年前のTBSの特番「オールスター感謝祭」の生放送中にはお笑いトリオ「東京03」のやる気がなさそうな態度に憤慨。紳助がひな壇を駆け上がって、「おまえら、後でつぶすぞ」と怒鳴り、髪の毛や胸ぐらを掴んで大暴れ。生放送のため、その様子はテレビに映し出された。
 今にして思えば、この時、すでに大物暴力団幹部と親密交際していた紳助には怖いものなし。その威光をちらつかせながら傍若無人の限りを尽くしていたのだ。芸能界追放はあまりに遅すぎた。

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