2012年3月31日土曜日

米宝くじ大当たり賞金は530億円! 抽選前に人気沸騰


巨額の賞金が当たる米国の宝くじ「メガミリオンズ」は、30日午後11時(日本時間31日正午)の抽選を目前に、一獲千金を夢見て買い求める市民らが後を絶たず、大当たり(ジャックポット)の賞金は史上最高の6億4千万ドル(約530億円)に跳ね上がった。運営組織が発表した。
 過去のメガミリオンズの賞金記録は2007年に出た3億9千万ドル。
 ニューヨーク中心部の雑貨店に買いに来たコックのジョン・レイさんは「当たったら母に家を買い、ホームレスも助けてあげたい。自分も家とレストランを購入するつもりだ」と話した。
 メガミリオンズは、1から56までの数字5つと1から46までの数字1つの計6個を選択して当てる宝くじで、全てを当てるジャックポットの確率は約1億7600万分の1。(共同)

2012年3月24日土曜日

アフガン乱射で米兵訴追 子供ら住民17人殺害容疑、死刑も


アフガニスタン駐留米軍は23日、同国南部の村で民家を襲撃し銃を乱射、住民17人を殺害したなどとして、殺人と殺人未遂などの容疑でロバート・ベイルズ2等軍曹(38)を訴追した。軍事法廷で審理され、有罪となれば死刑の公算が大きい。
 子供9人と女性4人を含む市民を無差別に殺害し、遺体を焼くなど犯行は悪質性が際立っており、アフガンと米国の双方で米軍の早期撤退を求める世論が強まった。軍事法廷の行方はオバマ政権のアフガン政策にも影響を与えかねない。
 弁護人は米メディアに対し、ベイルズ容疑者には事件当時のはっきりした記憶がないと主張し、刑事責任を問える精神状態か否かを争う意向を表明。イラクの戦場での負傷と、度重なる前線派遣によるストレスの影響が焦点となる。(共同)
 

2012年3月20日火曜日

名古屋鉄道、リニア開業で2027年までに名駅再開発


名古屋鉄道の山本亜土社長は19日、名古屋市で記者会見し、名古屋駅地区の再開発を2020年にも着手し、27年までに完了させる考えを明らかにした。JR東海のリニア中央新幹線が27年に東京-名古屋で開業するのに合わせ、鉄道駅やバスセンターなど周辺施設を充実させる。
 山本社長は「リニア開業は大きなチャンスだ。(利用者の)需要を確実に取り込むためにも再開発の準備を着実に進めていく」と語った。

2012年3月15日木曜日

ダビンチ未完壁画が現存か 伊フィレンツェの宮殿


イタリアのルネサンス期の巨匠レオナルド・ダビンチが描いた未完成の壁画で、現存しないとされてきた「アンギアーリの戦い」が、イタリア中部フィレンツェのベッキオ宮殿にある別の壁画の背後に隠されている可能性があると米大学などの研究チームが14日までに発表した。
 「アンギアーリの戦い」は16世紀初頭にダビンチが制作を始めたが、未完に終わった。16世紀半ばに宮殿が改修された際に画家バザーリがダビンチの壁画の上に別の壁画を描き、元の絵は失われたと考えられてきた。イタリアのメディアによると、チームが壁画の傷んでいる部分から超小型カメラを挿入して調査したところ、絵が描かれた壁と後ろの壁の間に1~3センチの隙間があり、後ろの壁の表面からダビンチが名画「モナリザ」などを描くのに使用したのと同じ絵の具の成分が見つかったという。(共同)