2012年2月25日土曜日

サリーちゃん・バビル2世・赤影に特別住民票

東京都豊島区は、漫画家・横山光輝さんの作品「魔法使いサリー」「バビル2世」「仮面の忍者赤影」の主人公3人の「特別住民票」を発行することを決めた。
 今年7月から1枚400円で販売する予定で、収益の一部については東日本大震災の義援金に充てられる。
 神戸市出身の横山さんは、8年前に69歳で亡くなるまで45年間、豊島区内に住み続け、「鉄人28号」「三国志」などの代表作を描き続けた。
 区がPRと被災地支援を兼ねたアイデアとして、特別住民票のプランをプロダクションに持ちかけたところ、快諾を得て実現したという。
 鉄人28号は実物大モニュメントが神戸市にお目見えし、阪神大震災の復興のシンボルとなっている。
 区は、「横山作品をあしらった特別住民票で、今度は東北の被災者を勇気づけたい」としている。
2012年2月19日10時56分  読売新聞)

2012年2月20日月曜日

外部被曝、最大23ミリシーベルト 未成年の10ミリシーベルト超え1人 福島県、3町村1万人分

福島の全県民約200万人を対象に健康管理調査を進めている福島県は20日、原発事故の発生から4カ月間に浪江、川俣、飯舘3町村の約1万人が受けた外部被曝線量の推計値について、原発作業に携わった人を除き、最大で23ミリシーベルトだったと公表した。山下俊一県立医大副学長が記者会見し「年間100ミリシーベルト以下の被曝では明確な発がんリスクはない。今後被曝量をできるだけ減らすことが大切だ」と説明した。
 県によると、原発作業に携わった人を除く計9747人のうち、1ミリシーベルト未満が5636人(57・8%)、1ミリシーベルト以上10ミリシーベルト未満が4040人(41・4%)、10ミリシーベルト以上が71人で最大が23ミリシーベルトの女性だった。20歳未満では10ミリシーベルトを超えたのは10代男性で18・1ミリシーベルト。
 原発作業などに携わった人を含めた場合、10ミリシーベルト以上が95人で、最大は47・2ミリシーベルトだった。